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長栄寺
真言宗御室派 獅子吼山

長 榮 寺

長栄寺は寝屋川市にある真言宗の伝統的な寺院です。
ご先祖様を心を込めてご供養いたします。
先祖廻向やご葬儀に関する事等、まずはお電話でご相談下さい。

長榮寺の歴史

●縁起
長栄寺の前身である高柳廃寺は、養老年中(717〜723)に高僧行基がこの地方に来られたとき、茨田親王(聖徳太子の弟君)の墓に詣でられ、王やその子孫が茨田郡の治水に功があったことから、その追福のために建てられたものと伝えられています。 のち弘仁年中(810〜823)弘法大師が当寺にとどまって説法されてから真言宗に改宗したとされており、古くは殿堂備わった大寺院であったそうです。
応仁(1467〜1468)のとき畠山一族の争い(一説には大阪の陣)のため堂宇が焼失したとされ、永らく仮堂であったのを、聖徳太子ゆかりの聖跡が荒廃しているのを嘆かれた中興開山秀円法師が元和年中(1615-1623)に再興されたと伝わっています。 さらに天保13年(1842)に再建され、現在の長栄寺に至っています。 勧進和尚として有名な鑁慶和尚も当寺の住職をされていたことがあります。

●本尊十一観世音菩薩
頭部に十ーの顔をあらわしている変化観音の一つで、我が国ではきわめて古くから信仰されており、頭部にある前後左右の十面は因位の十地を表し、最上の仏面は第十一地仏果を表すとされています。
当寺の本尊は四臂の座像で、右の第一手は衆生の不安や恐れを取り除くとされる施無畏の印を結び、第二手には数を執ります。左の第一手は観音菩薩の象徴である蓮華を持ち、第二手には軍持と呼ばれる水瓶を持っています。
この軍持を持物とすることの本来の意味は、衆生が煩悩に惑わされて迷う様が、あたかも熱病に冒された者の姿に似ることから、この軍持の中の浄水をもって煩悩の熱を冷まし、菩提心を起こさせるというものですが、庶民の間では実際の熱病平癒に霊験があるとされて、古来より篤く信仰されてきました。

●大聖歓喜天(聖天さん)
もとはインドのヒンドゥ一教の神でのちに仏教に帰依し、仏法を守護する天部の仏となりました。その姿は人身象頭の二天が抱擁するというきわめて特殊なもので秘仏とされています。
縁結びや夫婦相愛、さらには商売繁盛に絶大な利益があるとされ、熱心な信者が多いことでも知られています。

歓喜天 梵字

●蔵骨器(寝屋川市指定有形文化財)
十四年(1939)、茨田親王塚として寺伝に伝えられた本堂の裏の水田を掘ったところ、火葬骨を入れる蔵骨器が発見されました。蔵骨器の材質は疑灰岩で、風化が激しく、身の部分なのか蓋の部分なのか明確ではありません。 この蔵骨器は奈良時代の遺物と考えられ、古代寺院や火葬墳墓についての貴重な資料です。

●茨田親王塚
長栄寺境内の東北の角には「茨田親王塚」と伝えられているところがあります。しかし、寺伝によると本堂の真北にあることになっており、現在の塚は、後世に移されたものと考えられます。 茨田親王は『日本書紀』では「茨田皇子」と記され、用明天皇と穴穂部間人皇女の間に生まれた聖徳太子の弟とされている人物です。 この塚が本当に茨田親王の墓であるかどうかは、明確な資料がないため明らかではありません。

真言宗の伝統的な寺院

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長栄寺は歴史の深い伝統的な寺院です。
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大阪府寝屋川市長栄寺町6-4
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